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レビトラの国産ジェネリック医薬品の動向
評判・評価の高いED治療薬であるバイエル社のレビトラ（主成分：バルデナフィル）は2017年5月現在、国内で認可された正規のジェネリックは存在しません。
そのレビトラの日本国内における特許満了（2020年5月）に伴い、2020年以降に国産正規ジェネリック医薬品が製造・販売される可能性があります。同様にシアリスも国産正規品シアリスのジェネリックが製造・販売されると噂されており、実現すれば今までよりも安い価格で購入費用を抑えられることとなります。
ジェネリック医薬品は先発医薬品とメーカー、添加物、パッケージが異なるだけで、効果や副作用、飲み方（服用方法）はまったく同じです。詳細を知りたい方はレビトラの添付文書やインタビューフォームをご参照ください。
ユナイテッドクリニック大宮院においても、最安値で院内処方できるよう国内ジェネリック正規品が発売された際は努力いたします。大宮院をはじめとするユナイテッドクリニックでは男性のみのクリニックで院内処方ですので処方箋は不要です。
レビトラの特徴
*レビトラ20mg錠の画像
ED治療薬はPDE5（ホスホジエステラーゼ５）阻害剤と呼ばれる薬剤です。バイアグラは世界初のED治療薬として有名ですが、そのバイアグラに続き発売されたのがレビトラ（主成分はバルデナフィル：Vardenafil）です。
レビトラはバイアグラと比べて水に溶けやすい性質のため、ED薬のなかではアバナフィルに次いで即効性があること、持続時間が少し長めであること、食事・アルコールの影響を受けにくいことなどが特徴です。ただしもっとも食事・アルコールの影響を受けにくく、持続時間が一番長いED薬はシアリスです。
またレビトラをはじめとするED治療薬を服用すると勃起の維持が容易になるため、早漏改善効果も期待できます。ED薬単剤での早漏改善効果は副次的な効果のため、早漏治療薬であるダポキセチン（プリリジー）ほどの効果はありませんが、EDと早漏の両方でお悩みの方はED薬とダポキセチンを併用することで高い相乗効果が期待できます。その場合、服用のタイミングが同じであるバイアグラと併用することが一般的です。
注意点としては、レビトラは比較的併用禁忌が多いED薬で、人工透析中の方はレビトラを服用することができません。またレビトラ20mgは65歳以上の方の安全性が確立していないため、適応外です。65歳以上でしっかりとしたED治療を希望の方はバイアグラもしくはシアリスを選択することになります。
ジェネリック医薬品とは
ジェネリック医薬品は後発医薬品とも呼ばれ、先発医薬品（新薬）と同等の効果をもち価格の安い医薬品のことをいいます。通常、新薬の開発には10年単位の年月を要し、莫大な費用がかかってしまうのですが、ジェネリック医薬品は既に効果や安全性が認められた有効成分を用いるため、新薬に比べ短い期間・少ない費用で開発することができ、価格を抑えることが出来ます。
もちろんすぐにジェネリック医薬品が開発できるわけではありません。先発医薬品（新薬）が開発されると特許が認められるので、その特許が切れたのちにジェネリック医薬品の開発が進みます。日本においても、一般的にジェネリック医薬品は普及してきました。
よくある勘違いに、ジェネリック医薬品は偽物・偽造品、というのがありますが、ジェネリック医薬品は先発医薬品と同じ効果・安全性が認められない限り発売することはできません。つまり、国が定める基準をクリアして初めて製造・販売が行えるということです。ジェネリック医薬品は効果・安全性も先発医薬品（新薬）と同等ですから、安心して服用することができます。
国産（日本製）ジェネリック医薬品はどうなる？
国産バイアグラジェネリック正規品は東和薬品（トーワ）、キッセイ、テバなどのメーカーから発売されているため、同様のメーカーから発売される可能性がありますが、2017年5月時点ではまだ不明です。また、ファイザー社や沢井製薬（サワイ）、クラシエ等、AGA治療薬のプロペシアのジェネリックであるフィナステリドを販売しているメーカーから発売されるかもしれません。剤型はタブレット（錠剤）がほとんどになると予想されるものの、東和薬品（トーワ）がジェネリック医薬品を発売した場合、バイアグラジェネリックと同じく『バルデナフィル20mgOD錠「トーワ」』といった名称の水なしで飲めるOD錠(口腔内崩壊錠）になる可能性も考えられます。
ジェネリック医薬品が発売された場合、その用量ですが5mg錠、10mg錠、20mg錠の3種類となると予想します。ただしレビトラ5mg錠は需要が少ないため、ジェネリック医薬品5mg錠もあまり流通しないかもしれません。
海外製のジェネリック医薬品
海外ではスタキシンやバリフ、フィリトラ、サビトラといったジェネリック医薬品が販売されています。ちなみにシアリスのジェネリックも海外では販売されています。バリフはゼリー（ジェリー）タイプも存在します。
レビトラの作用機序
勃起は性的刺激や性的興奮によりNO(一酸化窒素)が放出され、cGMP(サイクリックグアノシンーリン酸)という血管を拡張させる物質が陰茎の細胞内で増加することで起こります。その後、cGMPがPDE-5(ホスホジエステラーゼ5型)という酵素に壊されることで海綿体の血管が収縮して勃起は収まりますが、EDの方はcGMPの分泌が少なかったり、またPDE-5が過剰に分泌されていることが原因で症状が現れます。レビトラは5α還元酵素阻害薬やPDE-5阻害剤と呼ばれ、勃起を持続させるのに必要なcGMPを壊すPDE-5を阻害し勃起する力を補助する薬剤です。
レビトラの効果
レビトラは即効性があるため、15分～30分程で効果が現れます。持続時間は6～8時間です。また、シアリスほどではないものの、バイアグラよりも食事の影響を受けにくい薬剤です。ただし初めて服用する場合や万全を期す場合は空腹の状態で飲むようにしましょう。ED薬は食事のタイミングなどで効果にムラが出やすい薬剤です。食事をする場合はまずレビトラを服用して1～2時間後に食事を摂るようにしてください。食後に服用する場合はなるべく脂肪分の多い食事は控えて、2時間くらいあけてから服用するようにしましょう。十分な効果が出ない場合でも、諦めずに最低4,5回は試すようにしてください。食事のタイミングがつかめないときはレビトラよりもシアリスを服用したほうがいいでしょう。また、ジェネリック医薬品は効果が出にくいと誤解している方がいらっしゃいます。理論上はジェネリックも効果は同じです。心因的な要因で効果が変わってしまうこともありますので、ジェネリックに対するネガティブな思い込みを避けて服用するようにしましょう。
レビトラの副作用
レビトラと同成分なので顔のほてりや目の充血、頭痛や動悸、鼻づまり等の副作用も同じです。副作用が出ても薬の効果が切れれば症状は収まりますので過度な心配は不要です。もともとED治療薬は血管拡張剤ですので目の充血や顔のほてりは薬の効果発現のサインと思ってください。
詳細な副作用はレビトラの添付文章やインタビューフォームも参考にしてください。頭痛が出る場合はロキソニン等の頭痛薬と併用しても問題ありません。ユナイテッドクリニックでもご用意がありますのでお気軽にご相談ください。レビトラも狭心症の硝酸薬やアミオダロン等の一部抗不整脈薬、抗HIV薬、内服の抗真菌薬等は併用禁忌薬となっています。服用しているお薬がある場合はお薬手帳などを持参していただき、薬剤名がわかるようにしてください。
海外製ジェネリック医薬品の偽物に注意・通販や個人輸入はおすすめしません。
日本国内でジェネリック医薬品は2016年7月現在、一般では流通していませんが、通販サイトでは海外製ジェネリック医薬品を格安・激安で輸入、購入することができます。海外製ジェネリック医薬品の体験・体験談・感想がレビューや2ch等に書かれていますが、通販等で入手した海外製ジェネリック医薬品を服用することは大変危険です。なぜなら6割が偽造品であると言われているからです。出所の分からない薬剤は流通の過程で偽装品が混入する可能性があります。偽造品は効果がないだけならまだしも、健康被害を生じる恐れがあります。実際に偽造品シアリスでは死亡例の報告もあります。医薬品の入手、処方は必ずユナイテッドクリニックなどの医療機関を通じて入手しましょう。
ユナイテッドクリニックには東京・埼玉・神奈川など関東以外にも大阪、名古屋、神戸、福岡などから多くの方が受診されています。
日本製の国産ジェネリック正規品が販売された場合、ユナイテッドクリニックでも最安（最安値）でその処方を行いたいと思います。東京・埼玉・神奈川にクリニックがあるユナイテッドクリニックですが大阪、名古屋、神戸、福岡など多くの地域からご来院頂いています。即日、処方箋不要で院内処方いたします。そのため薬局に処方箋を持ちこむ手間や男性スタッフのみのためプライバシーが守られていますのでご安心ください。
